
こんにちは!
とまとかんです♩
今回のテーマは「【海外利用手数料が最安】ダイナースクラブカードのメリット・デメリットとおすすめの優待特典を解説」です!


コロナ渦が明け、少しずつ以前のように海外旅行を楽しむ人も増えてきています。
下記の記事で、海外でクレジットカードを利用する際に発生する「海外利用手数料」について比較をしていますが、手数料が4%に迫るカードも多い中、ダイナースクラブカードは手数料1.3%と最安です。


他にも、ダイナースクラブカードには海外での利用はもちろん、日々の暮らしをより豊かにする豊富な特典が数多く付帯しています。
本記事では、ダイナースクラブカードのメリット・デメリットとおすすめの優待特典について詳しく解説します。



特に海外での利用が多い人、充実したサービスやグルメ特典を求める人は必見だよ!
それでは早速参ります。
ダイナースクラブカードの基本情報


ダイナースクラブカードの基本情報は以下のとおりです。
年会費 | 24,200円(税込) |
家族カード 年会費 | 5,500円(税込) |
ブランド | Diners Club |
海外利用 手数料 | 1.30% |
基本還元率 | 1.0% (100円(税込)につき1ポイント) |
ポイント | ダイナースクラブリワードポイント |
海外旅行 傷害保険 | 最高1億円 |
空港 ラウンジ | 国内外1,600ヵ所以上 |
特徴 | 海外利用手数料が最安 海外旅行傷害保険最高1億円 国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジ利用可能 プライオリティパス登録可能 2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料 プラチナグレードのMastercard®が無料 国際ブランドがDiners Clubのみ 年会費が高額 |
公式サイト | 公式サイト |
ダイナースクラブカードの国際ブランドは「Diners Club」で、世界で最初のクレジットカードとして登場した歴史あるブランドです。
ダイナースクラブは国際ブランドのJCBと連携しており、JCB加盟店でも一部例外を除き決済に使用できます。
基本還元率は1.0%で、カード利用100円(税込)につきダイナースクラブリワードポイントが1ポイント貯まります。
年会費は24,200円(税込)と決して安くはありませんが、ダイナースクラブカードにはこの年会費に見合うだけの豊富な特典が付帯しています。
そんなダイナースクラブカードのメリットについて、詳しく解説していきます。
\ 海外利用手数料が最安/
ダイナースクラブカード公式サイト
ダイナースクラブカードのメリット
ダイナースクラブカードのメリットについてまとめました。
- 海外利用手数料が最安
- 海外・国内旅行傷害保険最高1億円が付帯
- 国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジ利用可能
- プライオリティパス登録可能
- 【エグゼクティブ ダイニング】2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料
- プラチナグレードのMastercard®が無料
- トラベル優待サービスが充実



1つずつ解説していくよ!
❶ 海外利用手数料が最安
下記は、主なクレジットカードの海外利用手数料を比較した一覧です。
VISA | Mastercard® | JCB | AMEX® | Diners Club | |
---|---|---|---|---|---|
三井住友カード | 3.63% | 3.63% | - | - | - |
三菱UFJニコス | 3.85% | 3.85% | 2.04% | - | - |
JCBカード | - | - | 1.60% | - | - |
American Express® | - | - | - | 2.00% ※ 2025.8.1より 3.5% | - |
ダイナースクラブカード | - | - | - | - | 1.30% |
セゾンカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 3.85% | - |
イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% | - | - |
楽天カード | 3.63% | 3.63% | 3.63% | 3.63% | - |
エポスカード | 3.85% | - | - | - | - |
リクルートカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% | - | - |
dカード | 2.20% | 2.20% | - | - | - |
PayPayカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | - | - |
ライフカード | 2.20% | 2.20% | 2.20% | - | - |
ビューカード | 2.20% | 2.20% | 1.60% | - | - |
J-WESTカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% | - | - |
出光クレジット | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 3.85% | - |
ポケットカード | 2.20% | 1.90% | 1.60% | - | - |
最安はダイナースクラブカードの1.30%から最高3.85%まで、3倍近い開きがあることが分かります。



手数料は安いに越したことはないよね!
適用された為替レートに海外利用手数料をかけた金額が最終的な支払い金額となるため、円安で海外での利用が高額になりがちな現在、海外利用手数料が最安であることは大きなメリットです。


❷ 海外・国内旅行傷害保険最高1億円が付帯
ダイナースクラブカードには、最大1億円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
海外緊急アシスタンスサービスなど、海外旅行傷害保険に付帯するサービスも充実しているためこのカード1枚でかなりの安心感があります。
キャッシュレス・メディカル・サービスを利用すれば、東京海上日動火災保険株式会社が提携している病院において、その場で自己負担することなく治療が受けられます。
また、国内旅行傷害保険も同じく最高1億円です。
海外・国内ともに最大1億円の傷害保険が付帯しているのは、旅行を楽しむ上で大きなメリットとなります。
❸ 国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジ利用可能
ダイナースクラブカードは、国内外1,600ヶ所以上の空港ラウンジが利用できます。
海外・国内問わず、フライト前の時間を快適に過ごすことができます。
❹ プライオリティパス登録可能
また、❸の空港ラウンジを利用するにあたり、ダイナースクラブカードでプライオリティ・パスのラウンジの利用ができるようになりました。
- 海外空港ラウンジの年間利用回数は、ダイナースクラブカードでの利用回数とプライオリティ・パスでの利用回数を合算してカウントし、10回まで無料となります。
- ダイナースクラブカード、プライオリティ・パスで利用できる海外空港ラウンジは同じです。
ただし、一部の空港ラウンジでは、ダイナースクラブカードが利用できるにもかかわらず、プライオリティパスの提示を求めてくる場合があります。
念のため、プライオリティ・パス(Diners Club プログラム)のデジタル会員証も登録しておくと安心です。
❺ 【エグゼクティブ ダイニング】2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料


ダイナースクラブカードには、グルメ特典として【エグゼクティブ ダイニング】が付帯しており、レストランおすすめのコース料理が1名分無料になります。
下記の2通りの特典が利用できます。
特典内容
- 通常プラン
- 会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると、1名のコース料金が無料に
- グループ特別プラン
- 会員を含む6名以上で所定のコース料理を利用すると、2名のコース料金が無料に



これはかなり魅力的!
この特典が目的で入会する人も多いよね♩
対象店舗は日本全国にあり、家族のお祝いや会食など様々なシチュエーションで利用できます。
ダイナースクラブカードには、海外での利用について多くの特典が付帯していますが、エグゼクティブダイニングを利用する人であれば、海外に行かない人でも年会費以上に十分お得に利用することができます。
\ 海外利用手数料が最安/
ダイナースクラブカード公式サイト
❻ プラチナグレードのMastercard®が無料


ダイナースクラブカードは、国際ブランドがDiners Clubとなっていますが、Mastercard®のプラチナグレードのステータスを備えた“TRUST CLUB プラチナマスターカード”を年会費無料で追加発行できます。
Mastercard®の加盟店ネットワークにより利用先が一気に拡大する上、Mastercardが提供するTaste of Premium®の優待・サービスも利用できます。
下記はその一例です。
特典内容(例)
- ダイニング by 招待日和(2名利用で1名無料)
- 「招待日和」によって厳選された国内外約250店の有名レストランで、対象コースを2名以上の利用で1名が無料
- Taste of Premium限定プレミアムダイニング by 一休
- 一休.comレストラン予約で使える割引特別クーポンが利用可能



TRUST CLUB プラチナマスターカードにも、レストラン1名無料の特典があるんだね!
利用可能枠はダイナースクラブカードと共通で、ポイントも合算、請求も支払口座も1つにまとめられるため使い勝手も抜群です。
❼ トラベル優待サービスが充実
海外利用手数料が最安・海外旅行傷害保険や空港ラウンジなど、海外での利用において多くの特典が付帯しているダイナースクラブカードですが、他にも様々なトラベル優待サービスが充実しています。
- 国内外のホテル・旅館での特別割引や特典
- 国内/海外パッケージツアーが最大5%割引
- 旅行の手配・相談を電話一本でサポート
- 世界各国で利用できるレンタカーの特別割引
ダイナースクラブカードは年会費が24,200円(税込)かかりますが、これらの優待や割引を上手に活用すれば、それだけでも年会費以上のお得が手に入るでしょう。
\ 海外利用手数料が最安/
ダイナースクラブカード公式サイト
ダイナースクラブリワードポイントの使い道
ダイナースクラブカードは、カード利用100円(税込)につきダイナースクラブリワードポイントが1ポイント貯まります。
ダイナースクラブリワードポイントの使い道は多岐に渡りますが、飛行機をよく利用するという人はマイルへの交換がおすすめです。
航空会社 | 移行レート | 年間移行上限 |
---|---|---|
全日本空輸 | 1,000ポイント = 1,000マイル | 40,000マイル |
デルタ航空 | 2,000ポイント = 1,000マイル | 140,000マイル |
ユナイテッド航空 | 2,000ポイント = 1,000マイル | 120,000マイル |
大韓航空 | 2,000ポイント = 1,000マイル | 120,000マイル |
日本航空 | 2,500ポイント = 1,000マイル | 上限なし |
キャセイパシフィック航空 | 2,500ポイント = 1,000マイル | 上限なし |
特に、全日空空輸(ANA)は1ポイント=1マイルとダントツお得なレートで移行できます。
年間移行上限は4万マイルですが、4万マイル(4万ポイント)貯めるために必要な利用額は400万円です。
ただし、マイルに移行するには年間参加料として6,600円(税込)が発生します。
マイル移行の有無に関わらず年間参加料は毎年請求されるため、移行するタイミングで入会(参加)し、移行しない年は退会するという方法もおすすめです。
また、マイルよりもレートは下がりますが、他社のポイントに移行することもできます。
航空会社 | 移行レート |
---|---|
dポイント | 2,500ポイント = 1,000ポイント |
Amazonギフトカード | 5,000ポイント = 2,000ポイント |
PayPayポイントコード | 5,000ポイント = 2,000ポイント |
スターバックス カード チャージ | 5,000ポイント = 2,000円チャージ |
ANA SKY コイン | 1,000ポイント = 400コイン |
エアトリポイント | 2,500ポイント = 1,000ポイント |
Vポイント | 2,500ポイント = 1,000ポイント |
楽天ポイント | 4,000ポイント = 1,000ポイント |
ミャクポ! ※ 2025年10月13日まで | 2,000ポイント = 1,000ポイント |
ポイントへの移行は手数料無料ですが、1ポイント=1円を下回ってしまうため、飛行機によく乗るという人であればマイルへの移行がおすすめです。
その他、ダイナースクラブカードの利用額に充当したり、各種賞品や商品券類との交換も可能です。
ダイナースクラブカードのデメリット
ここまで、ダイナースクラブカードのメリットと、貯まったダイナースクラブリワードポイントの使い道について解説しました。
海外旅行における充実した優待や旅行保険、エグゼクティブダイニングなど魅力満載のダイナースクラブカードですが、もちろんデメリットもあります。
- 年会費が高額
- ダイナースクラブの加盟店が少ない
- 一部還元率が下がる利用先がある



それぞれ解説していくよ!
❶ 年会費が高額
ダイナースクラブカードの年会費は24,200円(税込)、家族カードの年会費は5,500円(税込)です。
年会費無料のクレジットカードも数多くある中、決して安くはない金額ですね。
しかし先述したとおり、ダイナースクラブカードには、この年会費に見合う豊富な特典が付帯しています。
例えば、エグゼクティブダイニングで下記の優待を利用すると、通常プランなら33,000円分・グループ特別プランなら66,000円分のコース料理が無料になります。


出典:ダイナースクラブカード公式サイト
年会費以上にお得に利用することは十分に可能なので、特典や優待などを踏まえたうえで、年会費に見合うだけの恩恵を受けられるかどうかを検討しましょう。
❷ ダイナースクラブの加盟店が少ない
ダイナースクラブカードの国際ブランドはDiners Clubですが、VisaやMastercard®に比べると加盟店が少ないという点はデメリットです。
しかし、ダイナースクラブは国際ブランドのJCBと連携しており、JCB加盟店でも一部例外を除き決済に使用できます。
さらに先述したとおり、Mastercard®のプラチナグレードのステータスを備えた“TRUST CLUB プラチナマスターカード”を年会費無料で追加発行できるため、Mastercard®の加盟店でも問題なく利用することができます。


Diners Clubが使えない店舗でもMastercard®を利用できるため、ダイナースクラブの加盟店が少ないというデメリットはかなり解消されています。
心配な人は、年会費無料のVisaカードを念のため携行すると安心ですね。
海外での利用におすすめのクレジットカードは下記の記事で解説しています。


❸ 一部還元率が下がる利用先がある
ダイナースクラブカードの基本還元率は1.0%で、カード利用100円(税込)につきダイナースクラブリワードポイントが1ポイント貯まります。
しかし、一部の加盟店ではポイント積算対象外となったり、還元率が低下する利用先があります。
そのため、ポイント還元率が低下する利用先については、ポイント還元のある他のカードを利用するなど工夫しましょう。
国税・地方税はクレジットカードではなく、スマホ決済アプリを利用するとポイント還元を受けることができます。


また、税金をクレジットカードで支払う場合のおすすめのカードについては下記で解説しています。


ダイナースクラブカードはこんな人におすすめ
ここまで、ダイナースクラブカードのメリット・デメリットについて解説しました。
これらを踏まえた、ダイナースクラブカードがおすすめな人は下記のとおりです。
- 海外旅行・出張をよくする人
- グルメ特典を利用する人



それぞれ解説していくよ!
❶ 海外旅行・出張をよくする人
ダイナースクラブカードは、海外利用における特典や優待が非常に充実しています。
海外利用関連優待
- 海外利用手数料が最安
- 海外・国内旅行傷害保険最高1億円が付帯
- 海外旅行中に病気・ケガなどに遭った際、24時間・年中無休でバックアップ※ カード付帯の海外旅行傷害保険
- 東京海上日動火災保険株式会社が提携している病院において、その場で自己負担することなく治療※ カード付帯の海外旅行傷害保険
- 国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジ利用可能
- プライオリティパス登録可能
- 国内外のホテル・旅館での特別割引や特典
- 国内/海外パッケージツアーが最大5%割引
- 旅行の手配・相談を電話一本でサポート
- 世界各国で利用できるレンタカーの特別割引 など
これだけの特典をカード1枚で受けることができます。
旅行や出張など海外へ行く機会の多い人は、これらの特典を十分に活用することで、海外渡航がより安心で快適なものとなるでしょう。
❷ グルメ特典を利用する人
ダイナースクラブカードには、海外での利用について多くの特典が付帯していますが、エグゼクティブダイニングを利用する人であれば、海外に行かない人でも年会費以上に十分お得に利用することができます。
特典内容
- 通常プラン
- 会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると、1名のコース料金が無料に
- グループ特別プラン
- 会員を含む6名以上で所定のコース料理を利用すると、2名のコース料金が無料に
年に1度でも対象レストランを利用する、直近で利用する予定があるという人は、レストラン特典のためだけにダイナースクラブカードに入会するのも大いにおすすめです。
\ 海外利用手数料が最安/
ダイナースクラブカード公式サイト
まとめ
今回は、ダイナースクラブカードのメリット・デメリットとおすすめの優待特典について解説しました。
年会費はかかりますが、それに見合うだけの充実したサービス・優待が付帯しています。
海外へよく渡航する人・レストラン特典を利用する人は、年会費を十分に上回るだけの優待を受けることができます。



やっぱり海外渡航関連の優待はすごい!
ダイナースクラブカード1枚で、かなりの安心感だよね✨
ぜひ海外渡航のお守りとして、検討してみてくださいね◎
それでは今回は以上になります。



またね!